ニアショア開発で実績評価。地元で活躍の道をひらき、島根を盛り上げたい！
株式会社アイティープロデュース
更新日：
本社を東京に置き、島根県内４か所に拠点を持つ株式会社アイティープロデュース。ニアショア開発でアワードを獲得しているほか、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）の領域を中心に実績が高く評価されています。働きやすさやスキルアップ、今後の展望などについて伺いました。（本文内、敬称略）
お話を伺った人
出雲支店長代理：小田原さん
松江支店長：荒木さん
江津サテライトオフィス長：大川さん
出雲開発センター長：矢田さん
どのような事業をされていますか？
小田原：
都市部からの仕事を地方の拠点が請け負う「ニアショア開発」に力を入れています。代表が出雲市出身ということもあり、2016年から島根でニアショア開発をスタート。東京本社と連携しているので、島根で働きながら最先端の業務を請け負うことができています。
具体的な業務でいうと、特にエクセルなど事務処理を自動化するためのRPAが強みです。人手不足で社会的ニーズが急激に高まっている領域で、他社がなかなか請け負えない案件も弊社は開発やサポート、社内教育など任せていただいており、地域をリードしている自負があります。リモート対応もできるので、顧客は全国の企業様になります。
荒木：
ニアショア開発では2023年、全国100社以上の中から「ニアショアAWARD2023」優秀賞に選ばれました。顧客ニーズにタイムリーに応えるため、地方での採用やエンジニア調達に取り組み、プロジェクトを拡大。その結果、かなり大きな30人体制を構築できた実績が評価されたようです。
小田原：
アプリケーション開発は非常に幅広い実績があり、製造業の生産管理システムやVRのショッピングサイト、小売業の見積・発注システム、自治体の校務支援システムなど、ありとあらゆる業界業種でアプリ開発を手掛けてきました。
会社のビジョンを教えてください
小田原：
会社として大事にしている思いが「島根を盛り上げよう！」ということ。CMで社長が言っている言葉です。
弊社は地域の小学校から高校、専門学校までプログラミングの出前授業を行っています。地元島根でITに強い人材が育ち、そのまま地元で就職して活躍できる。そうした未来を叶えたいですね。地域のIT振興に貢献できればということで、企業向けのRPA導入セミナーなども開催しています。
ニアショア開発に先進的に取り組んできた結果、島根の若い方たちに「地元で働ける」「在宅でも働ける」という選択肢を提供できるようになりました。これからも地方の人材活用はしっかりと進めたいと考えています。
大川：
私自身が島根出身です。就職した会社の転勤都合により最終的に関東でITの仕事をしていました。事情があって2020年に全く違う業界へUターン転職したのち、昨年今の会社に再転職することができたのですが、こうして地元でIT企業への就職を選択できるようになったことは地域の活性化への影響がとても大きいと感じます。
どのような社風ですか？
小田原：
管轄の社員向けには「仕事と人生を楽しめる会社」というモットーを掲げています。「オンとオフ」の切り替えができる職場で、残業時間がとても少ないです。全社平均は月8.8時間ほどで、夕方6時の定時になるとみんなサッと帰宅するんですよ（笑）。
プライベートや地域活動など仕事以外の時間も大切にすることで、質の高い仕事、面白いものづくりができると考えています。
荒木：
IT業界は以前はブラックなイメージもありましたが、働き方への考え方もスピーディーに変化している印象です。
矢田：
弊社は若い社員が多く、全社員の平均年齢は32.4歳。働き方は在宅3割と出社7割くらいですね。服装も自由です。
小田原：
実際に顔を合わせて働くことは少ないですが、若い世代が楽しんでいるのは社員主導で立ち上げたワーキンググループです。勉強会やイベントなど、各グループごとに活動しています。大学のサークルみたいな雰囲気かな。毎月ボードゲームやバドミントンをしていたり、セキュリティーに特化した勉強会をしていたり。社内SNSで盛り上がっている様子が流れてきます。
社内制度で特徴的なものはありますか？
矢田：
未経験者でも働けるように、6か月の研修期間を設けています。最初の3か月はビジネスマナーやプログラミングの合同研修。後半3か月は社内研修や実際の案件に関わりながらOJTを受けていただきます。
有給休暇が入社したその日から取得できるのも、ワークライフバランスを大切にする弊社の特徴かもしれません。
IT技術は日進月歩だと思いますが、社員のスキルアップの支援は何か行っていますか？
矢田：
業務に関わる資格試験の補助制度があります。合格した場合、受験料だけでなく一時金も支給されるのですが、試験の難易度に合わせて支給額もアップ。社員のモチベーションアップにつながっているようです。
採用活動は行っていますか？
矢田：
はい。2023年度は全社で新卒9人。転職者は10人でうち6人が島根管内でした。
大川：
その1人が私です（笑）。東京のIT企業で約20年働いていましたが、通勤ラッシュから解放されて心身ともにとても楽になりました。今は実家の田んぼで米作りもしています。リラックスできる時間、空間があるありがたさを日々実感しています。
小田原：
私はIT業一筋で26年。IT業界がブラックだった時代も体験しています（笑）。転職で弊社に来て5年目ですが、地方にいながら、しかも在宅ワークで大きな仕事に携われるなんて、本当にいい環境になったなと思いますね。
荒木：
私も7年前に未経験から転職しました。現場で経験を積み重ね、何百万単位のユニークユーザーがいるウェブアプリの開発にも携わることができました。そして、支店長になったのが29歳。若い社員が多いので早い段階からチャンスがある会社だと思います。
転職を検討されている方にメッセージをお願いします
小田原：
弊社では、エンジニアの会話力、交渉術といった人間力を磨くことを重視しています。
なぜなら、言われたとおりのアプリを作るのではなく、ユーザー視点で自ら考え提案できる力を持っていただきたいからです。単なる”技術屋”を超えることで、クライアントに喜ばれ、より快適な世の中づくりに貢献できる、ものづくりのおもしろさを追求する、そんな専門職集団を目指しています。
ものづくりのおもしろさを感じつつ、最先端のIT技術を身につけて島根で活躍したい方は、ぜひエントリーしてください。
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