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開発に専念できる環境を求めて誕生した、MOMONGA LAB/エクスウェア

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クラウドコンピューティングの可能性を、技術とアイデアで開拓する

東京都品川に本社を置き、スマートフォン、タブレット向けの開発を中心にシェアを拡大中の同社。1995年に誕生し、2015年、ちょうど20年の節目を迎えた。タブレットの機能を活かしたアンケートサービス『MOMONGAアンケート』は、同社の知名度を高めた基幹商品で、大手鉄道会社や企業が実施するマーケティング活動に新たなソリューションを提供し続けている。その他にも外国人向けの多言語化サービス『スマートメニュー』や見積りサービス『MOMONGA見積り for CLOUD』など、次々と低価格で高品質なクラウドを活用したソリューションを世に送り出している。

MOMONGA LABで開発している商品

同社は代表を務める滝本賀年社長を筆頭に、社員の平均年齢も30.1歳と若く、非常に活気溢れる職場だ。あえてクラウドコンピューティングという世界に的を絞って、攻めの姿勢で開発に挑むところが、次世代のエンジニアたちの共感を生むのだろう。毎年実施されている、採用に直結するタイプの「ハッカソン」などの試みも、意欲的な若者に受け入れられ、多くの新世代エンジニアの登竜門となっている。

MOMONGA LAB全景。白い壁とブラックの床、ビビッドな色をポイントに使用した明るいフロアだ

そんな同社が2015年春、満を持して島根に開設したのが<MOMONGA LAB(モモンガ・ラボ)>である。島根県松江市の中心部、駅前の大通り沿いのビルに置かれた同ラボが、いわゆる営業拠点としてではなく、エンジニアのみが常駐するラボとして開設したのはなぜか? そのあたりの背景とともに、これから動き出す同ラボの姿を、所長を務める伊東智彦さんにうかがった。

2000年に同社にエンジニアとして入社した伊東さん。所長兼技術者としてラボを牽引していく

少数精鋭、本当に開発が好きなエンジニアだけで立ち上げた空間

扉を開けると、部屋の隅々が見渡せるほどの広さのフロアは、滝本社長自らがチョイスしたというインテリアやファブリックなどでレイアウトされ、一見するとオフィスには見えない。この自由度の高い空間に、現在、伊東さんを含む3名のエンジニアが在籍している。一人ひとりのデスクが固定されていない、いわゆるオープンエントリーのスタイルなので、3人はその日の気分、その日の仕事内容に合わせて、好きな場所でキーボードに向かい合っている。オフィスの個性を際立たせているのは、マルーンカラーの大きなハンギングチェアや丸く弧を描いて置かれたシャインレッドのソファ、そしてホワイトの大きなテーブルだ。そのテーブルの横にはテレビモニターがセットされる。このモニターは、常時、東京の本社オフィスと繋がっていて、必要な時に、必要なやりとりを本社と行えるようになっている。「このラボは開発に専念するために誕生しました。マネジメントなどの機能は全て本社で統轄するので、私たちはプロジェクトに集中して取り組むことができています」と、伊東さんは語る。

東京本社と常時つながっているモニター。だから距離は離れていても、懸案や課題をすばやくクリアできる これが噂のハンギングチェア。ラボの自由さを象徴するようなアイテム。一度、座りに来てみてほしい

なぜ、島根だったのかという質問に、彼はこう答えた。「いろいろ理由はあるのですが、一番大きいのは、島根県がIT企業や、ITに関わるエンジニアたちにとって非常に有利な条件でバックアップを用意してくれていることだと思います。誘致して終わり、ではなく、事業開始後も様々な支援をしてくれますし、県内の同業コミュニティとの交流の場を用意してくれるなど、縁もゆかりもない私たちのような立場のエンジニアでも、安心して開発に取り組めるようにしてくれますね。これは島根県が他県に誇れる部分じゃないでしょうか?」

実際、松江市内で毎年開かれるRubyのカンファレンスには、県内外はもとより国外から延べ約900人のソフトウエア開発者が集結する島根県。海外の大手企業のCEOやエンジニアも毎年駆けつけ、”日本のシリコンバレー”と称する向きもあるのだ。この事実だけでも、行政がどれだけ本気でIT企業サポートに力を入れているかうかがい知ることができる。

暮らしてみてわかる地方の良さを、少しずつ実感しはじめている3人

伊東さんはもとより、他2名のエンジニアも松江市はおろか、島根県で働くことは初めてだと言う。島根に行きたいというよりも、「開発に集中できる場所ならば、どこでも良かった」というのが彼らの本音だ。まだ、実際にラボがスタートして間もないこともあって、島根で暮らすことのメリットやデメリットについて、多くを語れる状況にはない彼らだが、それでも、この一か月の間に実感していることがあるという。「東京に居た頃は、通勤に片道2時間かかってたんですよ(笑) それが今じゃ、自転車。徒歩でも15分ほどで仕事場に到着します。プライベートな時間が増えると、気持ち的にもゆとりが持てますよね」と伊東さん。ほどよい大きさでコンパクトに街がまとまっている利便性は、他のエンジニアに聞いても同じ意見だった。プロジェクトは、基本的に3人1チームで取り組むことが多いそうだが、休日は「自然環境が豊かなので、好きな生き物たちの写真を撮りたい」、「神社仏閣が多いので、御朱印帳を持って訪ね歩きたい」など、それぞれ思い思いに島根ならではの余暇を楽しもうと計画しているようだ。

チームの会議はリラックスできるカウンターテーブルで。島根に来るまでは一緒に仕事をしたことがない3人だが、この環境がチームとしての結束力を高めていくに違いない

「まだまだスタートしたばかりのラボですが、自分たちが試行錯誤して準備した環境で、集中して開発に取り組めるという点で、非常にワクワクしています」と語ってくれた伊東さんたちラボの3人の表情は明るい。既に新たに2名の仲間も増えることが決定している。そして、これからもどんどん人を増やしていく計画だ。東京発で飛躍してきた同社の新しいイノベーションが、ここ島根のラボから始まりそうな、未来への明るい予感を感じさせる。

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