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UIターンの経験者に熱い視線

島根在住エンジニアの座談会in東京
UIターンの経験者に熱い視線

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島根で働く現役のエンジニアたちは、どんな仕事や暮らしをしているのか。UIターンについて本人からリアルな実態を聞こうと、11月10日に東京・渋谷で「島根に行ったITエンジニアと話す会」が開かれ、参加者は先輩たちの話に熱心に耳を傾けた。

どんな人たちが参加した?

この日参加したのは、東京など関東近郊に住む20〜40代の約20人。出身は島根のほか、東京や千葉、愛知、大阪、鹿児島など幅広い。IT企業に勤める人もいれば、これからIT技術を学びたいという若い人も。IT企業の経営者で、島根県内への進出を検討している人もいた。

一方、島根在住のエンジニアは、いずれも島根県出身で広島市からUターンした高橋俊介さん(所属:日本ハイソフト)、名古屋市から帰郷した岩田健さん(所属:バイタルリード)、川崎市からUターンした雲藤裟里さん(所属:パソナテック)に加え、東京からIターンした青木美将さん(所属:エフ・エスソフトウエア開発)ら5人が参加した。

グループに別れて先輩エンジニアに質問

参加者はグループに分かれ、それぞれのエンジニアに順番に話を聞く座談会形式で行われた。参加者は実際にUIターンした先輩たちの話に興味津々の様子で、仕事や生活の実態について次々と質問を投げかけた。鳥取県境港市出身の男性は、将来的に地元に近い場所での就職を希望しているといい、今は東京でITスキルを身につけようと考えている。そこで、「ある程度スキルをつけられれば、(島根での)就職は可能か」などと質問。先輩エンジニアは「スキルがあれば、できることはたくさんある」と地方ならではの魅力を説いた。

仕事に関してはほかにも、残業の有無をはじめ現地での働き方に関する質問も多く挙がった。それに対し、日本ハイソフトの高橋さんは「残業や休日出勤がなくなり、あまり無理せずマイペースで仕事している」とUターン後の変化に触れ、エフ・エスソフトウエア開発の青木さんやパソナテックの雲藤さんも「満員電車に乗らなくていい」「通勤の疲労感が違い、時間を穏やかに過ごすことができる」などと、ストレスを感じる機会が減っていると話した。

日本ハイソフトの高橋さん

エフ・エスソフトウエア開発の青木さん

一方、生活・暮らしに関しても参加者の関心は高く、休日の過ごし方などを尋ねる場面も。バイタルリードの岩田さんは、「家族と過ごす時間がとれ、スローライフを実感できている」と島根での暮らしぶりに触れた。

ほかにも、エンジニアたちは「魚がおいしい」「日本酒の種類が豊富」「自然が多いので、自然好きにはたまらない」と食や自然の豊かさを語ったり、「人がとても温かく、『オレがオレが』という人があまりいない」「地区のイベントが多く、子育てにはいい環境」などと島根の魅力を伝えた。

バイタルリードの岩田さん

参加者の感想

座談会終了後、参加者からは「島根のITの状況について詳しく話が聞けたので、よかった」と島根への理解を深めるきっかけになったとする感想が寄せられたほか、「地方で働くイメージが湧いた」などとUIターンへの意欲を高めた参加者も。また、体験者を囲んだ座談会形式にしたこともあり、「エンジニアの働き方など仕事に関する話だけでなく、プライベートの関する話などもざっくばらんに聞くことができた」「企業には直接聞きにくいことが聞けた」と本音の話を聞ける機会になったようだ。

パソナテックの雲藤さん

島根県のIT系企業の7割がエンジニアを求めている

島根県情報産業協会のアンケート調査によると、回答のあった76社のIT系企業のうち、約7割の53社がエンジニアなどの「人材不足を感じている」と回答している。IT企業の立地が増えている中、エンジニアが活躍できる余地は大きいという。県は今後も企業立地を進めるとともに、IT人材のUIターンを後押ししようと、こうしたイベントを積極的に開催していく。

直近では、12月1日に東京・渋谷で「GO島根!ITエンジニア転職フェア」が開催される。県内に拠点を置くIT企業27社がブースを構え、UIターンや転職の相談に乗る。多くの企業が一堂に会するイベント。UIターンを考えているエンジニアにとって、豊富な情報が得られる貴重な機会になりそうだ。

▼イベント詳細・申し込みは下記から。
GO島根! ITエンジニア転職フェア


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